私的アカデミー賞(歴代邦画 俳優編)①

映画

突然すみません。なんかですね。
先程よもぎ蒸しで蒸されながら、「そういえば最近映画観られてないなー。あの映画良かったなー。また観たいなー」などと考えていたら、独断と偏見によるベストテン(日本映画・俳優編)が思いついたので笑、ここに記したいと思います。
(これ、妄想でよくやるの私だけですか?色んなジャンルのベストテンを徹子さま風に発表して表彰しております。賞品は私からの賛辞だけです。可哀想)

あくまでも、2026年2月現在の、わたくしの、ベストテンでございます。
1年後には変わっているかも知れません。
この映画のこの俳優さんの演技を観てほしい!という名演技リストという感じです。

ご興味ない方は読み飛ばしていただいて構いませんが、日本映画(特に少し昔の)にご興味のある方でまだ未見のものがございましたら、参考にしていただけましたら幸いです。
ちなみに順位は決まっておりません。(決められません。)

★森雅之 『浮雲』(監督:成瀬巳喜男)
★高峰秀子 『浮雲』(監督:成瀬巳喜男)
★渥美清 『男はつらいよシリーズ』(監督:山田洋次)
★三船敏郎 『天国と地獄』(監督:黒澤明)
★山崎努 『天国と地獄』(監督:黒澤明)
★香川照之 『ゆれる』(監督:西川美和)
★志村喬 『生きる』(監督:黒澤明)
★樹木希林 『歩いても 歩いても』(監督:是枝裕和)
★柳楽優弥 『誰も知らない』(監督:是枝裕和)
★緒形拳 『櫂』(監督:五社英雄)
★高倉健 『幸せの黄色いハンカチ』(監督:山田洋次)
★西川峰子(仁支川峰子) 『吉原炎上』(監督:五社英雄)

やだ…12人になっちゃった…全然ベストテンじゃない…スミマセン。

昔の日本映画には名優・名作が多いのでいざ考えだしたら絞り込むのが難しくなってしまいました。あくまでも素人のわたくしチョイスですので、「あの作品のあの人が入ってないのおかしいだろ!」というクレームは受け付けません!というか、私ももっといっぱい書きたいですがキリがないのでここからはむっちゃ簡単に各映画の紹介をさせていただきます!

『浮雲』森雅之・高峰秀子
林芙美子原作、成瀬巳喜男監督作。絶対に令和の若者には理解が出来ないであろう、ろくでもない男女の腐れ縁を描いた恋愛物です。ほんとにね、ろくでもないんですよ笑 でもなんというか、恋愛ってそういうものですよね。通常だったら絶対にやらないような衝動に突き動かされる。そんな男女の長年のドロドロを描いています。煮えきらないロクデナシ男を森雅之さん、その男をどうしても忘れられない女を高峰秀子さんが演じていて、色気あるお二方の演技が秀逸です。ある程度年齢を重ねた男女に観ていただきたいかな。

『男はつらいよシリーズ』渥美清
これは日本人なら是非一度は観ていただきたいシリーズ。外国の方のファンも結構多いですよね。日本だと中高年のおじさまファンが多いイメージですが、女性にこそ観ていただきたい。本当にね、渥美清さん演じる寅さんって哀愁があるんですよ。背中に漂う孤独。その雰囲気をとてもよく捉えたカメラワークや演出になっています。毎回寅さんに救われるヒロインが出てきて、ほぼほぼ寅さんは振られるわけですが。時々本気で寅さんに惚れるヒロインもいるんです。その気持ちよく分かります。結局女性はイケメンやお金持ちより「自分を深く理解して愛してくれる」人と一緒に生きていたいですものね。(まあある程度お金は必要ですが)

『天国と地獄』三船敏郎・山崎努
言わずと知れた黒澤明の名作サスペンス。追うもの(三船敏郎)と追われるもの(誘拐犯・山崎努)の攻防劇です。三船敏郎さん(とある企業の取締役。いわゆるお金持ち)の息子と間違えて、彼の運転手の息子が誘拐され、身代金を要求されるところからストーリーが始まります。兎にも角にも犯人役の山崎努さんの鬼気迫る演技…圧巻です。そして私が一番印象に残っているのはラストシーン。イスに腰掛けて犯人の山崎努さんと対峙している三船敏郎さんの後ろ姿…。なんともいえない空気、緊張感が観ているこちら側まで伝わってきて、心臓がぎゅっとなるような…そんなラストです。ネタバレになるので多くは語れませんが、善と悪の境目って何なのだろう、と考えさせられる秀逸なサスペンスです。

『ゆれる』香川照之
西川美和監督作品は結構好きでほとんど観ているのですが(先日観た『すばらしき世界』も良かった)、私が一番好きなのがこの『ゆれる』という作品です。主演のオダギリジョーさん始め、真木よう子さん、蟹江敬三さん、伊武雅刀さんなど、皆さん芸達者なのですが、その中でも特に印象深いのがオダギリさんの兄を演じた香川照之さん。イケメンで自由奔放な弟と、物静かで真面目な兄。その兄の心の憶測に隠された願望が、思いもよらない事件を引き起こします。
洗濯物をね、畳むシーンがあるんですよ、香川照之さんが。後ろ姿なんです。いつもと同じ穏やかな口調で弟と会話してるその後ろ姿が…怖いんですよ。怒りみたいなものが伝わってきてゾクっとします。脚本、音楽、カメラワーク、演出、演技、全ての調和が取れていてとても秀逸な作品。
あと、オダギリジョーさん。むちゃくちゃカッコいいです。色気にやられて顔が自然とデレデレしちゃうのでお一人での視聴をお勧め笑。

と、ここまで書いてきましたが、意外と長くなってしまいましたので、②に続きます。
簡潔にするつもりだったのに…おかしいな。。。



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