突然ですが、タカラジェンヌって本当に凄いんです。
お芝居・歌・ダンスだけでも大変なのに、1幕のお芝居、2幕のショーでそれぞれ衣装もメイクもガラッと変わります。
たとえば1幕で日本の江戸時代を舞台にしたお芝居で月代を剃り上げているのに、2幕では全身黒塗りのラテンショーでリオのカーニバルも顔負け、というかおよそ宝塚でしかお目にかかれないトンデモ衣装でド派手に登場してきたりします。(いやほんと。旧ジャ◯ーズの衣装とか可愛いもんです)
初めて宝塚を観劇される方は、たとえばお芝居で悲劇的な結末で終わったスターさんが、35分の休憩挟んだ後には、ギラギラのミラーボールの下で「ヘーイ!!」とか言いながら200点満点の笑顔で登場するショーのオープニングに呆気に取られる方も多いかと。ザッツ宝塚。そこが好き。
とにもかくにも、目まぐるしいショーの場面転換の中、衣装、メイク、髪型、アクセサリーを数分で変えて出たり入ったりするジェンヌの体力。しかも煌々と照らされる灼熱の照明の中で。
これを1日2公演。「タカラジェンヌはアスリート」と言われる所以です。
えっとなんか話が反れましたが、何が言いたいかというとですね。メイクの話です笑
何度もメイクを落としたり変えたりしながら常に肌の状態を健やかに保ち、妖精で居続ける彼女達。
音楽学校に入学してからメイクを学び始めるわけですが、自分の顔のパーツの配置、骨格、目の色、肌の色などよくよく観察・研究し、いかに自分をカッコ良く、あるいは可愛く見せられるかを何年もかけて徹底的に学びます。
そうして仕上がった妖精達の頂点に立つのが、各組のトップスター達です。トップスターの中にもメイクの上手い人、そうでもない人、様々いるわけですが、特に自己プロデュースが上手な方というのがおりまして。どのお芝居、どのショーを見ても髪型、メイクのスタイリングが完璧でウットリする仕上がりだったりするのです。
し・か・し
そういう方々に限って、退団後、
「…え…ウソでしょ?」
と、目を疑うような服を着て、似合わない髪型をしてるんです!!
もー!!どうした!?在団中のパーフェクトな装いはどこに行った!?勿体ないにも程がある!!!
とね、思わずにはいられないんです…涙
彼女達は10代半ばから30代半ばぐらいまでずっと「男役」を追及してきた方々。
ですから退団してすぐは「性転換」期間として受け止めます。
ですが…しばらく経ってもご自分の良さを全く生かせていない服装&髪型でメディアに出ているのを見かけた時…
「違うの!みんな、違うの!この人は本当はもっと綺麗なの!素敵なの!!」
と。叫びたくなるファンの気持ち…分かって欲しいのです…。
皆さん、もちろんプロのスタイリストさんに選んでいただいたお高い服を着て、髪もセットしてもらってるはずなのに、何でそうなる。
背が高く、スタイルが良い。声は低めで男性的なキリっとした面立ち。
これを生かして欲しいのに、若いタレントさん、女優さん達と同じ様な可愛い系のスタイリングをされてる方を見ると…
だって、同じ様な服装だと若くて華奢な方には敵わないですからね。ご本人の好みなら致し方ないとは言え、貴女のそのスタイルを生かしたもっともっと素敵な装いがあるのに!…と悲しくなるのです。
元娘役の皆さんは退団後も変わらず可愛いし綺麗です。そりゃそうですよね。
彼女達は男役とは逆に如何に可愛くいられるかを追及してきた方達ですから。パンツスタイルとかボーイズライクなスタイリングでも女性らしさを失わない素敵な装いをされてる方が多い印象。
見習えよ…と言いたい。
ほんと、私の様なおばちゃんに言われたくないと思いますけど、全身ユニ◯ロでも彼女達ならば着こなし方1つでいくらでも垢抜けるはず。
なんかなー。ファンとして彼女達の魅力が正しく伝わらないのが悔しいのです。そもそも男役としてのメイクやスタイリングのセンスがあったのだから、女性に戻っても自分に合うものを選択するセンスがあるはずなのに…おかしいなあ…。
この気持ち、私だけじゃないと思う。たぶん。
あ、そうそう。大地真央さん。お若い頃から現在に至るまでずっと、完璧なスタイリングですよね。大地さんに宝塚男役OGの為のお教室開いて欲しい…。
