高木美帆選手、ありがとう

オリンピック

この方についても書かずにはいられない。

女子スピードスケート1500m
6位入賞✨️ 高木美帆選手

今回のオリンピックにおける高木美帆選手の集大成。オンタイムで観戦出来ました。

彼女自身が「1500mは特別」と言っていたほど、高木選手に取って思い入れの強い種目。

平昌、北京と、過去2度のオリンピックでは銀メダル。世界記録保持者としてオリンピックでの金メダルは悲願でもあり、計り知れない期待と重圧を背負ってここまで歩んで来られたのだろう事は想像に難くありません。

祈るような気持ちで応援させていただきましたが、残念ながらラスト1周で失速。彼女が目指し続けた金メダルへは手が届きませんでした。

レース後、コーチに抱き締められながら泣く彼女の姿に、多くの方が胸締め付けられる思いだったのではないでしょうか。

どんなに努力しても、どんなに死力を尽くしても届かない。

そんな思いを経験した多くのオリンピアン、スポーツ選手が、それでも未来を諦めない姿をテレビ越しに拝見し、心震える思いがします。

昔、女子モーグルの上村愛子愛子選手が、バンクーバーオリンピックで4位という結果で終わった時、

「なんでこんな(一段一段)なんだろう」とおっしゃった姿が印象に残っています。

彼女は長野(7位)、ソルトレイク(6位)、トリノ(5位)と順位を上げてきたものの、バンクーバーでまたしてもメダルを逃し(4位)、自身のこれまでの競技人生を一段一段階段を登ることに例えた、涙ながらのコメントでした。

それでも彼女は諦めず、ソチオリンピックに出場。またしてもメダルに一歩届かず4位という結果でしたが、バンクーバーの時とは違う清々しい笑顔で「これ以上ない滑りが出来た」とおっしゃった。素晴らしい競技人生の締めくくりだった事でしょう。

今回、高木美帆選手の姉、高木菜那さんがレースの解説をなさっていました。美帆選手のレース中、「頑張れ。頑張れ。足を前に出して。頑張れ」「(スピード)落とすな。落とすな。金メダルまであとちょっと!」と、声を掛け続け、ラスト1周、美帆選手のタイムが延びない事を察した後は、懸命に涙を堪えながら震える声で解説をなさっていた姿、どんなに辛かった事でしょうか。

同じ種目に出場されていた佐藤綾乃選手も「自分のレースよりも悔しい。美帆さんに金メダルを取って欲しかった」と泣いていらした。

高木美帆選手が長い間休むことなく努力をし続け、必死に自分自身と闘う背中を後輩達に見せてきたからこそ、日本だけにとどまらず、世界の選手達からも尊敬を集める結果となったのでしょうね。

ただただ、ひたすらに尊敬します。

高木美帆選手、貴女は本当に格好良かった。

彼女がオリンピック後、どの様な選択をするのかまだ分かりませんが、彼女のこれからの人生が更に光り輝くことを願わずにはいられません。

オリンピアンと比べる気はサラサラないですが、素晴らしいアスリートの皆さんの闘いを拝見し、自分自身の怠惰な生活を見直す気持ちはあります。あるのです。気持ちだけは

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